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【運動脳をレビュー】身体を動かしたいのにやる気が出ない人が読むべき1冊

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毎日頑張って運動を続けているのに、本当に成果はあるんだろうか。

体重は変わらないし、お腹もぽっこりしたまま。

運動なんて、身体もしんどいし、もうやめちゃうか…。

…っと思っているなら、休憩がてら、『運動脳』を読んでみては?

読み終える頃には、疲れた身体も回復し、運動のやる気に満ちあふれているはず。

だって運動は、身体だけじゃなく、脳にも良い影響があるんですから。

ひるきん
ひるきん
私は『運動脳』を読んで、筋トレのモチベーションがアップしました!

ひるきん
昼休みのスキマ時間に筋トレするアラフォービジネスマン。筋トレスペシャリスト資格も取得。昼休みに筋トレする日課は3年目に突入。中年特有のぽっこりお腹も凹みました。現在は、「懸垂を連続19回できるようになる!」を目指して、日々奮闘中です。
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『運動脳』とは?

出典:サンマーク出版
『運動脳』
  • 著者:アンデシュ・ハンセン
  • 訳者:御舩由美子
  • 発行所:株式会社サンマーク出版
  • 本文:366ページ

著者はアンデシュ・ハンセン氏

スウェーデンのストックホルム出身の精神科医であるアンデッシュ・ハンセン氏。

病院勤務のかたわら、記事執筆やテレビ番組への出演、講演活動も行っています。

他の著書では、『スマホ脳』(発行所:株式会社新潮社)が有名です。

『一流の頭脳』を再編

出典:サンマーク出版

もともと出版されていた『一流の頭脳』が加筆・再編集され、『運動脳』として新たに出版されました。

読んでみた感想は?

運動は身体を鍛えるだけでなく、脳も鍛えることになるのか!と、目から鱗な内容。

結論、運動は脳にいい影響がありすぎます。

私が特に印象に残った内容はこの3つ。

印象に残ったこと
  1. 運動するとストレスに強くなる。
  2. 運動は脳がパワーアップする。
  3. そもそも脳は動くためにできている。

順番に紹介していきます。

1. 運動するとストレスに強くなる

運動脳』によれば、運動は次のような効果があるそうです。

身体を動かすことで「心拍数や血圧が上がっても、それは不安やパニックの前触れではなく、良い気分もたらしてくれるものだ」と運動が脳に教え込むのである。

引用元:運動脳(著者:アンデッシュ・ハンセン/発行所:株式会社サンマーク出版)

これにより、ストレスに対して過剰に反応することがなくなります。

戦うアラフォービジネスマンにとっては、人間関係、仕事、家庭など、ストレスフルな毎日。

気分がひどく落ち込んだことがある人も、多いのでは?

それが、運動すれば、ストレスに対しても強くなれるとは!

おまけに引き締まった体になれたら、最高です。

私としては、自己啓発本を読むよりも、運動した方が効果が高いのではないかと思っています。

ひるきん
ひるきん
「筋肉を増強したマウスは、ストレスの影響をほとんど受けない」という研究結果もあるようです。

2. 運動すると脳がパワーアップする

運動すると脳の神経伝達物質「セロトニン」、「ドーパミン」、「ノルアドレナリン」や脳細胞の新生を促す物質「BDNF」の分泌が増加するそうです。

◾️ドーパミン
気分を制御する物質で、とくに動機づけや意欲、報酬を制御している神経伝達物質。また、集中力や動作とも密接に関わっている。

◾️セロトニン
脳内で分泌される物質で、感情、とくに情緒の安定や前向きな精神力を促す作用がある。

◾️ノルアドレナリン
脳内で分泌される物質で、主に用心深さや集中力を促す作用がある。

◾️BDNF(脳由来神経栄養因子)
脳が生成するタンパク質で、脳細胞の新生や記憶力、全般的な健康など、脳の様々な働きを促進する作用がある。

引用元:運動脳(著者:アンデッシュ・ハンセン/発行所:株式会社サンマーク出版)

これらの物質が増加すると、集中力・記憶力・創造性が高まります

脳が情報を素早く処理できるようになったり、意欲の低下を抑えるといった効果も表れます。

運動すれば、仕事はもちろん、人としてパフォーマンスが上がりそう!

運動脳』では、このメカニズムが科学的根拠とともに、詳細に記されています。

私も、少し運動するだけで、頭がスッキリし、気分転換できた経験が山ほどあります。

そんな経験から、人にとって運動が良い習慣であるという感覚はありました。

それが『運動脳』を読み、運動は人にとってなくてはならないものだという確信に変わりました。

ひるきん
ひるきん
脳を鍛えるなら、脳トレよりも運動の方が良いそうです。

3. そもそも脳は動くためにできている

実は、脳の最も重要な仕事は、人を移動させること。

地球上に初めて現れた脳細胞の最も大切な仕事は、その生物を移動させることだった。人類も同じで大切な脳の仕事は動きの制御だったと考えられ、今の時代でもそれは変わっていない。

引用元:運動脳(著者:アンデッシュ・ハンセン/発行所:株式会社サンマーク出版)

ちなみに私たちの脳は、原始時代からほとんど変わっていないそうです。

それであれば、身体を動かすことで、脳にいい影響があるのは当然に思えます。

しかし現在は、スマホの画面上で指を動かすだけで、欲しいモノや情報が手に入る時代。

さらに、社会人になると、忙しさにかまけて身体を動かす機会はどんどん減っていきます。

すると、動くためにある脳が機能を発揮できず、心身の不調を招いてしまうというわけです。

だからこそ、運動するべき!

運動脳』によれば、週に数回の運動を半年続ければ、脳の変化が期待できるそう。

継続が大切なので、まずは無理のある過度な運動よりも、少しの運動からスタートするのが私のオススメです。

ひるきん
ひるきん
運動不足だと、何となく身体を動かしたくなるのは、人間の本能なのかもしれませんね。

どんな人にオススメ?

私が運動脳をオススメしたいのは、こんな人です。

運動脳がオススメな人
  • 運動する習慣のやる気が出ない人
  • 運動する習慣を挫折した人

運動を始める人の目的は…

  • 健康的な体になりたい
  • 体をシェイプアップしたい
  • 筋肉をつけたい

ではないでしょうか?

ひるきん
ひるきん
私もアラフォーになって筋トレを始めた目的は、「ぽっこりお腹を凹ませたい!」でした。

でもこれって、継続が難しいですよね…。

なぜなら、目的を達成に時間がかかるから。

身体に目に見えた変化があるのは、数ヶ月先となることがほとんど。

頑張っても、なかなか成果が現れない

だから、心が折れそうになる。…というか、折れる!

もう、や〜めたっ!

…となる前に、ちょっと休息がてら読んで欲しいのが、この『運動脳』なのです。

運動脳を読めば、運動する習慣は、身体だけじゃなく、脳にも良い影響をもたらしてくれることが分かります。

これはやる気の原動力が、もう一個増えたのと同じ!

身体に変化が見られず、心が折れそうになっても、脳のためになっていると思えば、運動を続けやすくなります

あきらめずに運動する習慣を続けるには、やる気の原動力がたくさんあった方が良いに違いありません。

ひるきん
ひるきん
運動脳を読み終える頃には、疲れた身体がすっかり回復し、身体を動かしたくて仕方がなくなっているはずです。

私も運動の効果を感じています!

この記事を書いている私はと言いますと、仕事の昼休みに筋トレに取り組むアラフォー男。

30〜40分のスキマ時間に自重筋トレをする日課を3年近く続けています。

この習慣を続ける様になって、

  • 資格(簿記、宅建など)の取得
  • SNSに挑戦
  • ブログに挑戦

…などなど、アラフォーになっても新しいことに挑戦できているのです。

身体を動かす習慣を続けるようになり、明らかにチャレンジ意欲が向上したと感じています。

すでに脳に良い影響が出始めているのかもしれません。

ひるきん
ひるきん
『運動脳』では、筋トレよりも有酸素運動が推奨されています。

まとめ

出典:サンマーク出版

運動脳を読み、特に印象に残ったのは、この3つ。

印象に残ったこと
  1. 運動するとストレスに強くなる。
  2. 運動は脳がパワーアップする。
  3. そもそも脳は動くためにできている。

脳の機能は生物を動かすこと。

それは、昔も今も変わりません。

私たちは、ビジネススーツをまとった原始人と言うべきなのかもしれませんね。

便利になり、どんどん身体を動かす機会が減っていく現代。

代わりに、本来持つ機能が使われなくなっていく脳。

だからこそ、運動すると脳に良い!

そろそろ体動かさなきゃなぁ…。

…と感じるのは、心身の不調を予兆した脳が、

そろそろ俺に本気を出させてくれないと、ヤバいよ!

…と警告してくれているのかもしれません。

運動により脳の機能が強化され、心身の健康につながるメカニズムが、科学的根拠とともに詳細に解説されている運動脳

運動脳がオススメな人
  • 運動する習慣のやる気が出ない人
  • 運動する習慣を挫折した人

運動脳は、運動のやる気がなくなっている人の継続を後押ししてくれる一冊。

健康的な身体を目指すモチベーションだけでは足りないあなたに、脳の機能を強化するモチベーションをプラスしてくれるはずです!